学習用品が揃えば子どもは楽しく頑張れる

小学校入学を迎えたお子さんは、とてつもない数の学習用品を揃えたのではないでしょうか?
- ご家庭で揃える物(ランドセル・筆記用具など)
- 学校からの購入依頼(A4ファイル入れ・下敷きなど)
たくさんの学習用品を準備・記名するという、日々の睡眠時間を削ってくれる大仕事です。
私は細かい作業や裁縫が苦手でして・・・気分的には地獄でした。算数ボックスの名前シール貼りとかお道具バッグ作成とかね。もぉ。思い出したくないです・・・。
学年が上がるにつれて準備するものが増えていきます。主に、絵具道具・習字道具・彫刻刀・リコーダー・鍵盤ハーモニカ。水泳道具。細かいものだと、図工で使う素材とかですね。本当にたくさんの準備がいることと思います。
でもね。それがあるだけで、子どもは頑張れる・・・知っていましたか?
子どもが困ること~第3選~
【やる気がなくなる】
学習用具を忘れた時のために、もちろん予備の準備はあります。しかし、残念な気持ちですることには変わりません。
忘れ物が続けば続く程、やる気は低下し悪循環になります。
【忘れ物が気にならなくなる】
「どうせ借りれるし・・・。
何度も忘れ物をくり返すと、次第に忘れても借りれるから大丈夫という気持ちの変化が起きることがあります。声を大きくして言いたいですね。
それは間違っています!!
子どもの将来のためにも、友だちとのトラブルを防ぐ意味でも。忘れたことを次に生かしていける大人になって欲しいと厳しくしたことを覚えています。
【自己肯定感が低くなる】

- 自分で準備をするのが苦手
- 必要な物の準備をお願いするのが苦手
子どもが忘れ物をする理由は、多岐に渡ります。それが続くと、注意されたりできないことが続いて心が疲れる。大人でもありますよね!?
「どうせできないし・・・。」・「自分なんて・・・。」
このような子どもの姿、見たくないなって思います。
小学校であったこんな話
小学校高学年。自分である程度準備もできる。でも、1週間筆記用具・ノートなどを持ってこないことがありました。理由を聞くと「忙しいからお休みの日まで買ってもらえない」と言われました。
毎日、貸して・返してのくり返し。授業には集中できず邪魔をしてしまう。しかし、保護者には先生から言わないで欲しい。
ぐっとこらえて1週間耐えました
次の週、新しい筆箱に鉛筆を入れて持ってきました。その日は1日中、嬉しいかったのか集中して授業を受けることができたんです。学習用具を揃えてあげる大切さをしみじみと感じました。
それから、基本的に貸し出すことを一切止めた夜桜です。
(もちろん保護者にもご協力をお願いしましたよ)

家族の愛情と他人である教師の愛情は別物。
お家の人が「してくれた」が一番嬉しいんです。
まとめ
学習用品が揃うことは、子どもが楽しく学ぶために大切です。
低学年で準備が上手くできない子、または、整理整頓が苦手な子には、5分でいいので時間を作って一緒に準備をしてみませんか!?
もし急に「明日〇〇がいるんだった!!」なんてことが起きたら、必要な物を準備するための約束を作るチャンスです。
子ども達が楽しく学校生活を送れますように♪